【会場見学に行く前に】必ずやっておかないと後悔すること3選〈結婚式準備〉
プロポーズされたらゼクシィ!
それももちろん悪くありません。
せっかく一度きりの結婚式の準備ですもの、王道なこともやってみたい。私だってやりました(笑)
お互いの両親へ挨拶も無事にすませて、「式はいつ頃にするの?」なんて聞かれてウキウキ。
が、そのまま浮き足立って会場見学へ行ってはいけません!!
会場見学に行く前に 必ずやっておくべきこと があります。
- 結婚式の意義を彼と話す
- 希望の時期、人数、予算をある程度は決めておく
- 式場検索サイトなどお得なキャンペーンがないかチェックする
以上3つ!
順番に詳しくお話ししていきます。
1 結婚式の意義を彼と話す
これは結婚式の準備で、彼とケンカをしないための大切な下準備です。
ノリと勢いに任せて準備を始めてしまうと、彼のやる気の見えにくさに苛立ってしまうかもしれません。
漠然としたイメージしかもてないもの(結婚式)に興味、関心を示すことが苦手な男性はとても多いもの。
【結婚式準備】彼とケンカをしないために!知っておくべき心得〈イメージ温度差編〉
どうしてもやらなければならないわけではない結婚式。
- どうして、何のために、結婚式を挙げるのか?
- 絶対に叶えたいことは何か?(純白のドレスを着たい、お父さんとバージンロードを歩きたい等、いくつでもあるだけ)
実際に準備を始めてしまうと、目の前のことに追われて、こうしたことをじっくり考える時間はなくなりがちです。
そして準備に疲れて、ふと「何のために結婚式するんだっけ・・・」と考えた時に、立ち戻れる場所があるのと無いのとでは大きな違いがあります。
マリッジブルーでどん底、みたいな事態を避けるためにも、ぜひ《彼と一緒に》結婚式を挙げる意義を話しておきましょう。
10年ほど前、勉強のために様々なウェディング情報をかき集めていた、新人プランナーだった私。
その中でとても興味深い会場があることを知りました。
新郎新婦の結婚式に対する熱意に納得、共感できなければ、結婚式を引き受けないーーと。
小規模なゲストハウス、もしくはレストランだったと記憶しています。
(名前を忘れてしまい・・・思い出せたら追記します)
中途半端な気持ちで結婚式を挙げてほしくない。利益よりも大切にすべきことがある。
そんな会場で結婚式を挙げられたら絶対に幸せになれると、何度もオーナーへの説得に出向くカップルも。
極端な例ではありますが、とても新郎新婦に寄り添った会場だなと思いました。
その先に続くふたりのストーリーを応援したいからこその心意気に、ハッとさせられたものです。
残念ながらそんな会場は滅多にありません。
あったとしても、実際に自分たちがとなると、少々面倒に感じてしまうかもしれませんね。
ですが、 絶対に幸せになる結婚式をつくる準備 のための参考にはなりますよね。
なんとなくで挙げた結婚式と、きちんとふたりで考えて意味を持たせた結婚式。
後に続く結婚生活の中で、より大切な想い出となるのは、間違いなく後者です。
難しく考える必要も、改まって話し合う必要もありません。
一緒にご飯を食べながらでも、ゴロゴロ転がりながらでもいい。
「何のための結婚式」で「どんなことを叶える結婚式にしたい」のか、気分の盛り上がっている今だからこそ!
本格的な準備にとりかかる前にこそ!
彼といっぱい話しましょう!!
2 希望の時期、人数、予算をある程度きめる
会場見学に行ってより具体的な話を聞くためには、時期、人数、予算をあらかじめ考えておくことが大切です。
なぜなら、ほとんどの会場で、まず初めに「来館アンケート」なるものを渡され、連絡先や現段階での希望について問われるのですが、この中でも時期、人数、予算については必ずチェックされます。
最低限ここが固まってこないと、次のステップである会場の仮押さえや本予約への案内に進めないためです。
飲み会の幹事になったつもりで考えると分かりやすいですが、日程も人数も予算もまったく決めていない状態でいきなりお店に予約の電話をするとどうなるでしょう?
具体的な話ができるまでに時間がかかってしまいますよね?
それと同じです。
時期について
自分たちの都合、呼びたいゲストの都合などをよく考えて設定します。
超特急で準備をしたとしても、結婚式の準備には最低3ヶ月はかかります。
理想的な準備期間は、半年から9ヶ月くらいです。
会場、衣装、演出、ペーパーアイテムに至るまで、結婚式は決めることが盛りだくさん!
さらに同時進行で結婚式の二次会の打ち合わせ、新居探しや引越し、ハネムーンの準備を進めるカップルも。
寿退社の引継ぎなんて業務もあるかもしれませんね。
とにかくバタバタしがちですので、できれば余裕をもった日取りを設定しましょう。
本当にまったく時期にこだわらないのであれば、見学の際に安い時期や日柄について聞いてみるのも良いでしょう。
人数について
少人数なのか、大人数なのか。
このタイミングで、簡単に呼びたいゲストを箇条書きにしておくと、後々とっても役に立ちます。(新郎側、新婦側それぞれ分けて書き出してみましょう)
書き出してみると案外、大人数になったりするものです。
↓こんな感じでざっくりと
というのも、どこの式場でもだいたい「○○ホールは50名様以上~」とか「○○ルームは30名様まで」という風に、各会場に収容可能人数の目安が設けられています。
自分たちの希望する人数に最適の会場があるか。導線や雰囲気は。
せっかく時間をとって会場に足を運ぶのなら、効率的にリサーチしたいですよね。
さらに言うならば、さっきのメモを使って、一緒のテーブルに座らせたい人をグルーピングしておくと、必要な卓数なども分かるため、実際にその会場にゲストが入った状態を想像しやすいです。
↓こんな感じでアバウトに
会場によってテーブルレイアウトがどのようになるのか。
ひとつのテーブルには何人が座れるのか。
そのあたりも聞いておきたいところ。
相手側がどこまで知人友人を呼ぶつもりなのか。
同じくらいの招待人数になるよう調整をするのか、しないのか。
そのあたりの兼ね合いも熟考して招待客をピックアップしておくと準備がすすめやすいです!
(結婚式の準備は、ほとんどの場合、招待状の作成から始まりますので)
建物全体の雰囲気はA社の方が好きだけれど、希望人数に合った会場同士で比べるとB社の方が自分たち好みかもしれない。
そんな話ができれば、実際に見学に行ってみてよかった! となりますね。
ゲスト箇条書きのメモは、のちのち招待状の準備、席次表の作成の際にも使えるので、ぜひ残しておきましょう!
予算について
結婚式の費用ってどのくらいか知っていますか?
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ」によると、平均招待客1人あたりの挙式、披露宴・披露パーティ費用は6.4万円。
つまり、招待客が50人の結婚式だとすると、320万円くらいになる計算ですね。
年々上がってきているらしいです。
あくまで平均。ですが、相場を知っておくって大事です。
これを大幅に下回っている見積りの場合、後で大幅に金額アップする可能性があると思って間違いないです。
では相場を知った上で、結婚式の予算の立て方について簡単にお話しします。
結婚式の費用をどこから工面するか、それぞれのカップルで違いますが、おおよそ以下の3要素です。
- 自分たちの貯蓄
- 両親などからの支援
- ご祝儀もしくは会費
ご祝儀に手をつけるか否かの議論はさておき、最も分かりやすい予算の立て方は、
〈祝儀制の場合〉
3万円(平均祝儀額)× 招待人数 + 自分たちで用意できるお金
例)招待客50名、自分たちで用意できるお金が200万円の場合
3万円 × 50名 + 200万円 = 350万円
祝儀制で気をつけなければならないのは、祝儀の額は開けてみないと分からないということ、夫婦や家族で列席などの場合にはご祝儀が単純に人数分とならないことも多いということです。
〈会費制の場合〉
会費額 × 招待人数 + 自分たちで用意できるお金
例)会費1万円、招待客50名、自分たちで用意できるお金が200万円の場合
1万円 × 50名 + 200万円 = 250万円
自分たちで用意できるお金がいくらあるのか、ということが非常に重要になってきます。
結婚式の費用について、両家の考え方はどうなのか。
援助してもらえる場合、その金額は?
自分自身の貯蓄、相手の貯蓄、それぞれ出せる金額。
結婚式の後に続く新生活のことも考えた上で、一度きちんと把握しましょう!
ひとつ気をつけなければならないのは、結婚式の費用を支払うタイミングです。
多くの会場では結婚式の遅くとも1週間前までには、最終見積もり金額の70~100%を支払わなければなりません。
なので、ご祝儀や会費をあてにして、手持ちが無い状態だと非常に困ったことになります。お気をつけを!
会場によっては、式当日の支払いOKのところもありますので、気になる場合は見学の際に聞いてみましょう。
見学に行った際、ここまで書いてきた時期、人数、予算がしっかりしていると、おおまかな見積りを作ってもらえます。
ここで予算ぴったり、もしくは少しお安めの見積もりが出てきたからといって小躍りしてはいけません。
最初のアンケートで自分たちが答えた予算になるべく沿った見積もりが提示されているに過ぎません。
提示された見積もりに含まれている料理、衣装、装飾などはどういった内容なのか、冷静に見極めましょう。
実は値引き交渉をするタイミングで最適なのは、契約を決めてしまう前だったりします。
「ここの会場に決めるから!」という最強の切り札があるのは、契約をかわす前だけ。
それもただ漠然と安くしてほしい! では聞き入れてもらえません。
上手な値引き交渉のやり方はまた今度。。。
ちなみに、時期、人数、予算を何も考えずに会場見学に行くとどうなるか、あくまで一例ですが・・・
- 式場側の成約がほしい月日に誘導される
- 空いている会場に適した人数の結婚式を提案される
- 最低限のものしか組まれていない見積もりを提示され、後に大幅アップで大誤算
結婚式場も利益を得るための商売です。
たとえば秋のウェディングシーズン、かつ休日、かつ大安吉日ともなると、希望者多数の人気の日取り。
利益を多くあげるためにどうするか。
収容人数の大きい会場には、できるだけ人数が多くて、たくさんお金を使ってくれそうなカップルを優先的に案内します。
じゃあ人数も予算も多めに言っておこう~♪ というのはオススメしませんよ。
単価アップのための営業をことあるごとにかけられるでしょうし、値引きや持込みなどの相談にも応じてもらえないかもしれません。
そして広い会場で結果的に人数が少ないと、スッカスカで貧相にうつってしまいます。
また特に何も聞かれなければ、最低限のものだけが組み込まれた見積りを渡すということも普通です。
車などと同じでオプションとなる料金については、初めからわざわざは説明しません。
それぞれのカップルによって重視したいところが異なるために、実際に打ち合わせを進める中で話を伺ってからしか具体的な提案ができないということももちろんあります。
ただ、結婚式の場合は初めて契約する人が多いからこそ、知識や経験値が少ない分、言われるがままになってしまいがち。
いやらしく聞こえるかもしれませんが、相手も商売、あくまで営業努力。
これなら別の会場にすればよかった、とならないためにも、契約に至る前に自分たちが絶対に叶えたいこと、予算は整理しておくべきなのです。
3 式場検索サイトなどお得なキャンペーンがないかチェックする
ハナユメやゼクシィ、マイナビウェディングなどの式場検索サイトはご存知ですか?
意外と利用されていない方も多いのですが、これは知らなきゃ損! 絶対に損! です。
これから見学に行こうと思っている式場も、名前や場所は知っているけれど敷居が高いと感じている式場も、一度こういったサイトで検索してみるとお得情報が転がっているかもしれません。
サイトの利用者のみが利用できる、限定割引や特別プランがある場合もあります。
中には100万円以上、お得になるケースも・・・!
また実際に成約をしなくとも、サイト経由で見学の予約をして実際に式場に足を運ぶだけで特典がもらえる場合もあります。
こうしたサイトを便利に活用しつつ、特典が受けられるのなら、使わない手はないですね!